コンタクトの容器つまり!

福島県のいわき市は、東北の中でも仙台についで2番目に人口が多いエリアです。 首都圏からも近く工業、観光でいわき市をご存知の方も多いと思いますが、映画「フラガール」にもなったスパリゾートを要する場所でもあります。

人口が多いという事はそれだけ暮らしの形が数多くあるので、当然水周り設備のトラブルも多く対応しなければなりません。 今回お電話いただいたのもいわき市にお住まいのお客様で、お電話を受けた際に洗面の詰まりを修理して欲しいとの御入電でした。 時間は20時を回った頃で電話の際に料金説明、カード支払いでのお話をお聞きし早速ご自宅に伺いました。

ご自宅は木造のアパートでしたが、震災後建て直されまだ新築の様子でしたが出迎えてくれたのは20代の女性でした。 場所はいわき市の海沿いより少し離れた場所で、最初は洗面台とお伺いしていたのですが、実際はユニットバスの小型洗面兼手洗いの洗面で排水が詰まり水があふれるとの事。 ユニットバスの為水があふれても大丈夫な様子でしたが、お話をお聞きするとコンタクトの洗浄容器を以前落としたらしく、その後は問題なく使えていたとの事で流れてしまったと思っていらしたご様子。

排水口には何の受け皿も無かったので、洗面台の下にあるS字トラップをまずは空けて確認してみる事にしました。 念のため下にバケツを置き、S字トラップ管をレンチで保持しながら外すと茶色い液体が出てきたのと同時にコンタクトの洗浄容器が露出しその光景を見たお客様は絶句。

コンタクト容器の他にも、おそらくメイク落としでお使いのコットンも何枚かボロボロになった状態で、外した管内からはヘドロ状の様なものも出てきたのです。 おそらく、排水つまりを放置した為に今年の暑さの中で配管のなかで腐ったコットン綿等がヘドロ化し詰まりを誘発したのではないかと考えられます。

大型の異物を落としてしまった場合、そのほとんどが排水管には流れ出ずS字トラップ内に溜まりますが、そのまま放置する事で更なる詰まり、設備の破損を起こす原因ともなります。 もしそのような事態が起きましたら、早目の対応が必要ですのでお気軽にお電話頂ければ迅速に対応いたします。