洗濯排水詰まりの修理

今回のご依頼は、「洗濯機にエラーが出てしまい排水出来ない」というご依頼内容でした。このようなトラブルは排水管の詰まりが原因という事が多い為、今回もそういった事を想定して向かいました。ご依頼主は、福島県郡山市に住む方で築15年という事でした。お宅は木造平屋で黒を基調としたシックな和風モダンな素敵なお家でした。

到着後、早速洗濯機のある脱衣所へとご案内頂きまして修理箇所を確認。やはり洗濯機にエラーメッセージが出ていて、停止している状態でした。ドラム式洗濯機をご使用という事で排水トラップ辺りでのつまりを予想して作業を開始しました。 一度作業スペースを確保するのに洗濯機を移動し、排水口を確認しました。

排水口にゴミが多少付着しているのを確認できましたので、フタを外して付着物を除去。専用洗剤にてしばらく漬けておきます。その間に奥にあるトラップを確認しましたが、髪の毛やゴミがぎっしり詰まっていました。排水管内を覆うような形で完全に塞いでいましたので、これでは排水できません。

こちらは手袋をはめてゴミを取り除いていきます。築15年という事で15年間もの間、一度もこちらの掃除はしていないという事でしたので、15年分の付着物がありました。これは全て除去して、あとはヘドロのようなぬめりを取る為に専用の液体を流し込みます。そして30分程放置してぬめりや汚れを浮かせていきます。

そして30分後、水を数分流し続けまして、ぬめりと汚れを一緒に流していきます。15年間もの汚れですと少し頑固ですので、水圧を高めて洗浄します。3分間流して洗浄完了。外したものと洗濯機を戻して作業完了となります。 今回の最大の原因は、これまで一度も排水口の点検・清掃をしていなかったという事だと思います。

そして、もう1点要因があります。それは洗濯機がドラム式という事です。どういう事かと申しますと、ドラム式というのは節水が売りです。少ない水で洗濯する。という事は、排水管を流れる水の量が少なく、水圧も弱くなるわけです。そうすると、管内に少しずつ流れずにゴミが溜まっていき、付着物として残り、ぬめりなどの原因を引き起こしてしまうのです。なので、月1回くらいは排水口のゴミを除去する事をオススメします。 今回も大変ご満足頂けたようでした。