福島市の台所つまり

私は、出張・見積もり無料の水道修理業者をやっています。恥ずかしながら競輪選手を目指していましたが結婚を決めてからこの業界です。今日は福島市で台所の詰まりにお困りのお客さま宅に訪問しました。愛するえなみの近くとは驚きでした。愛すると言っても人ではなく一押しのラーメン屋です。“自家製麺えなみ”。一番人気のお魚つけ麺を食べるべく何度長蛇の行列に並んだことか。この濃厚スープは自分の中では福島市のラーメン屋の中ではナンバーワンに間違いありません。

お客様の家に到着すると本当にお店と近いので驚きました。2階建ての戸建ての玄関から出てきたお客様が高校生くらいに見えたので、水道屋の対応までやるなんて本当に家族に協力的と驚きましたが、話を聞くと海外赴任になった親戚の家に留守番として一人で住んでいるというだから珍しい!と思いました。高校生くらいに見えましたが実際には大学生だということでした。

「引っ越してきたばかりなのに、台所の流しの水がたまって流れなくなってしまって本当に焦りました」とのこと。自分の家族や親戚の顔が浮かんできて「ヤバい!」と思って電話したそうです。流しを見てみると水が全く流れない状態になっていました。排水溝と排水配管が直接のタイプのキッチンなので、油や食品のカスなどが詰まって水が流れなくなった場合、パイプの外に水が漏れることはないのでその点いいのですが、この事例のように水が逆流してきて貯まってしまうという状態になるのです。

早速つまりの原因の除去にかかりました。一番細いタイプの機械を使ってドラムを回転させながらワイヤーをパイプの奥に送り込みました。回転を繰り返して原因を砕いて行きます。意外とこの作業はやっている方は快感なものです。嫌いじゃないです。原因は油だったので洗浄しきれていない可能性があるので、酸性の油を除去するために強アルカリ性の洗剤を使い仕上げの洗浄をしました。これがまた爽快なんです。「キレイになった!」とすごく実感できるところがです。

最後に水をジャージャー流してつまりが解消されたことをお客さんの前でも証明します。証明するっておおげさな言い方ですけど、確認してもらうってことです。お客さんも拍手をして喜んで下さいました。若いのでノリも良かったです。「親戚にヒンシュクをかわないですんで良かった」と喜んでいらっしゃいました。えなみの話で盛り上がり作業終了となりました。帰りには、えなみでお客さん一押しの特製塩ラーメンにチャレンジしました。普段ほとんどつけ麺しか食べないのですが「これはイケる!」という味でした。「お客さんありがとうございます」。