今回のお客様は「台所シンクの下が水溜まりになっているので直して欲しい」とのご依頼内容でした。福島県会津若松市に住むお客様ということで早速向かいました。場所は少し高台の景色の良い住宅街の一角でした。レンガ調の落ち着いた雰囲気が印象的なお宅になります。 到着後、さっそく1階リビングにありますアイランドキッチンへご案内頂きました。
やはり、シンク下は50cm×50cmほどの大きな水溜まりが出来ていました。築12年だという事で消耗品の腐食も考慮しながらの点検・修理作業へ入りました。まずは上から確認していく事にしました。すると、排水口と配管を繋ぐ接続部のパッキンが切れてぶら下がっていました。
まず消耗品で交換時期が来るパッキンでしたので、おそらくこれだという事で、接続部を外しました。そして、新しいパッキンに交換して接続部を戻し、水を流しました。どの配管を触れても水滴は出ていません。修理箇所はパッキンでした。 もちろん修理箇所以外も築12年という事で配管内の汚れも気になりましたので、サービスで配管内を洗浄させて頂きました。
配管洗浄ではワイヤーで堆積物を削り取り、配管内のぬめりや取りきれなかった堆積物は洗剤を流し込み浸透させます。20分~30分ほど時間を置き、水で洗い流します。洗い流すのは1分~2分ほど流し続けます。これで配管内も洗浄完了となりました。
やはり、築年数的にそろそろ消耗品の交換が至る所で出始める頃となります。何かあってからでは遅いので、月に1回は配管周りの確認をお客様ご自身で行って頂けるように伝えさせて頂きました。
無事作業も終了して、今回も大変ご満足の頂ける内容となりました。私たちは、修理箇所を直すだけでなく、故障を予防するための点検を促したりも大切な仕事の一つとなります。まずは、お客様が不自由なく暮らせるのが第一で、次に修理となります。これからも、修理と再発防止の啓発に努めたいと思います。