水漏れをニップル交換で解消

福島県は須賀川市の洗濯水栓の不具合にお困りのお客さま宅へ訪問し修理を行いました。 お客様はウルトラの母さんでタロウさんの孫のタイガくんのイタズラで洗濯機の水漏れが・・・・ そんな冗談はさておき「須賀川市」はウルトラシリーズやゴジラの生みの親「円谷英二」氏の出身地でウルトラシリーズで街興しをしています。

住民票も貰えるとのことでファンにはテンションが上がってしまうところでしょう。 実際のお客様は二階建ての一軒家で、庭の軒先にご自分で洗濯機を囲うスペースを作られて、そこに配置しているとのことでした。 機種は全自動洗濯機で風除けの囲いで風雨雪から機械を保護するように気をつけているとのこと。

手入れは1ヶ月に1度の割合できれいにするようにしていたが、今回水漏れが発生してしまったそうです。 点検させていただいた結果、水漏れしていたのはどうやら蛇口と洗濯機への給水パイプを繋ぐ『ニップル』という部品からの水漏れだと推察できました。 ニップルというとわかりづらいかもしれませんが、ご自宅の洗濯機にも必ずついていらっしゃるはずです。 単純にストッパー、固定器具と考えてもらえればいいでしょう。

実はこちらからの水漏れが洗濯機の周囲で起こる水漏れトラブルでは一、二を争う数の多いものになります。 こちらは水道の蛇口の根本や排水ポンプなど問題がなかった為、蛇口の形が歪んでいないことを前提条件としてニップルの交換をメインにお客様に見積もり、金額を提示しました。 お客様より了解を頂きましたので作業の開始です。

ニップルの水漏れはだいたい二つ、ビス、ナットの緩み、そして内部のゴムパッキンが経年劣化で使えなくなることです。 前者でしたら自力で水漏れを解消できる可能性がありますが、後者ですとゴムが弾性を失い隙間を作ってしまいます。 今回は交換で対処、まず給水ホースのストッパーを押し下げてホースを外してからニップルを取り外します。

新品に交換するのですが、4つネジを蛇口の幅に調整して取り付けるタイプは不安が残るので、専用のワンタッチの物に変更します。あとは樹脂の抜け防止をセットして、給水ホースを再取り付け、スイッチが樹脂部分にカチッと引っ掛かるのを確認し、作業は終了です。 水を流して、水漏れがないか確認し作業は終了しました。 今回のポイントはニップルの取り付け時に水漏れしないようにとネジを締めすぎないことでしょう。 蛇口が変形してしまうと更なるトラブルの原因になってしまうからです。