少し大変なつまりでした

須賀川市西部、国道294号線からやや北上したところが今回の現場です。 田園風景が広がる中の住宅街です。お客様は戸建て住宅にお住まいです。 台所の水漏れとの依頼でしたので、早速状況確認です。 流し台の下の収納からは、様々の物が出されて空っぽになってました。確かに、水でびしょびしょになった形跡があります。

今は殆ど乾いてます。水漏れに気づいたのは昨夜、夕飯後の食器を洗っているときに足元に水が染み出てきたとの説明です。今朝は食事はパンで済ませて、水は流してないらしいです。流し台の排水パイプを外し亀裂などを確認するも特に水漏れの起因となるような物は確認できませんでした

次は床下から、外の排水桝の間が疑われます。幸い、排水桝はキッチンのすぐ外にありました。直線距離にして約3メートルです。排水桝の蓋を開けると現在は乾いてます。しかし、そこ以外には水が溢れだす原因が考えられないため、お客様へ排水管の洗浄が必要で高圧洗浄機を使う旨と見積金額をご説明、納得して頂いたので作業に取り掛かります。

地面から立ち上がる部分までを外から特殊なホースを挿入し洗浄しました。立ち上がり部までの約3メートルは問題なくホースが入っていきました。高圧洗浄するも特に大きな「詰まり物」も出てきませんでした。次に、流し台下から先ずは水を流してみます。

あふれ出てきません。次に、同じ場所から先ほどの高圧洗浄ホースを挿入します。すると、外で見ていてくれたご主人から「何か流れ出てきたぞ」との声。確認するとどうも調味料のキャップのようです。流し台排水部にはキチンとゴミが流れ出ないようにカゴがセットされております。なぜ?と思いましたが奥様は心当たりがありそうです。

他に詰まり原因がないか再度高圧洗浄機で洗ってみましたが他にはないようです。状況はご主人も奥様も理解され無事に作業を終えることが出来ました。詰まり原因が小さなものでも、台所からの排水には少なからずが流れます。真夏の暑いさなかでは油も柔らかくさらさら流れますが、夏を超すと朝晩の気温が下がり油は排水管や、今回の詰まり物などに付着しいずれは菅をふさいでしまうことになります。今後の気を付ける事として、ゴミや異物は流さない事と、2週間に1度は熱湯を流すことをご説明しました。到着から終了までちょうど2時間でした。ちなみにお客様のお宅は築15年との事でしたが、今回初めてのつまりだったそうです。