築5年の民家にて

今日のお客様は「風呂場の排水管が詰まってしまい流れない。どうにかして欲しい」といったご依頼内容でした。いくつか原因を頭に浮かべながら、福島県白河市にお住まいのお客様のもとへと向かいました。場所は山沿いからは少し離れた場所にある、大きな公園が目の前にあるお宅でした。

黒をベースとした外壁でアクセントに木目を入れたお洒落なお宅で、築年数も5年という事でまだまだ新築感が漂う感じでした。 到着後、早速修理箇所でありますお風呂場へご案内頂きました。浴室内も黒の大理石調で統一されていて、高級感が溢れていました。ですが、足元を見ると洗い場の排水が溜まっていました。

1m×1mほどの水溜まりのようになっている状態でした。できるだけその排水を取り除き、作業できる環境を整えました。 まずは、排水口の洗浄とゴミなどを未然に配管内へ流入を防ぐトラップという箇所を確認しました。これは排水口を開けてすぐの場所になります。

トラップ内はぬめりや蓄積されたゴミやヘドロのような塊でびっしりでした。ご依頼主にお聞きした所、何か月も排水口から先は洗っていないとの事でした。原因はここでした。完全に排水管までの道を塞いでいる状態でしたので、これでは排水できません。

作業開始となります。 排水口のフタはある程度汚れを落としたら、つけおき洗いです。ぬめりをとる特殊な洗剤につけておきます。続いてはトラップです。こちらも汚れやゴミを除去して配管内に洗剤を流し込み、しばらく放置しておきます。付着した汚れやゴミを浮かせて、一気に洗い流していきます。

3分程洗い流し続けて、配管内も洗浄していきます。洗浄後は、つけおき洗いをしていた排水口フタも水で洗い流して戻し、再度排水具合を確認して作業完了となりました。 今回は築5年という事でしたが、新築のお宅でも起こり得る現象ですね。髪の毛や様々なゴミが溜まるトラップはこまめな掃除をしないと、夏場などは特に汚れの進行を早めます。

半月に一回は排水口の掃除をして頂く事をオススメさせて頂きました。ぬめりおなどを取る洗剤も市販品で十分ですので、同時に使用して頂くと、こういったトラブルは未然に防げます。こおういったご指導も私どもの大切な仕事となります。今回も大変ご満足頂けたようで、気持ちよく帰路につきました。