本日のお客様は「洗面台の水漏れを直して欲しい」とのご依頼内容でした。早速、福島県白河市に向かいました。 場所は、山沿いの広いお庭が特徴的なカントリー調のお宅でした。周囲を山に囲まれたとても静かで、自然と共に生きている感じがしていました。 到着後、お客様に修理箇所をご案内頂きました。
1階の風呂脱衣所にある洗面台になります。洗面受の下の扉を開けると30cm×30cmほどの水溜まりが出来ていました。まずは上から確認していく作業になります。まずは洗面受けですが、どこもヒビ割れはなく、きれいに保たれていました。次は排水口部分です。ここは排水管との接続部から漏水する可能性が非常に高い箇所になります。
接続部を外して中を確認。接続部に着けるゴムパッキンが完全に断裂していました。築13年という事もあり、消耗品の交換が必要になってくる頃になります。こちらは新品と交換して接続部を復旧、一度水を流してみて漏水確認を実施しました。完全に漏水が止まりましたので、こちらが今回の原因でした。
ですが、他の漏水危険個所の点検もサービスで実施。ボルトは再度しっかりと締めなおして、排水口の詰まりの原因ともなるゴミやぬめりをきれいに除去。配管内にも特殊な洗剤を流し込み、ぬめりや配管に付いた堆積物をとれやすいように処置を行い、約30分放置。
その後3分ほど水で洗い流して作業完了となりました。 今回は築13年という事もあり、消耗品の経年劣化が主な漏水原因でした。水関係のトラブルはとてもやっかいです。メンテナンスを怠ると、完全に管の中を蓄積物で塞いでしまって、水が流れないといったことも発生します。
長年の揺れや地震などの積み重ねで配管のボルトが緩んでしまい、漏水の原因ともなりえます。それを未然に防ぐには、自主的な点検やメンテナンスを月に1回は実施して頂きたく思います。配管内は市販の物で構いませんし、特殊な技術はいりません。何かトラブルが起きてからでは遅いのが、水回りです。 今回もこういったご指導もさせて頂きました。お客様はとても満足されたお言葉を頂きました。