トイレつまりの原因

福島県白河市のお客様からトイレが詰まってしまったのですぐに来て欲しいと電話がありました。 約15分で到着。国道294号線から少し西側に入った住宅地にお客様のお宅はありました。 緑の美しい景色を眺められる戸建て住宅です。 【現状確認】 1階、2階にトイレのあるお宅でしたが、今回詰まらせてしまったのは1階のほうでした。 お客様仰せの通り汚物が流れきれずに残った状態です。 お客様宅にあるラバーカップでやったが取れない仰ってます。

【作業開始】 先ずは、業務用のラバーカップで試して見ます。詰まりが取れません。 固形物、例えば小さな置物とかおもちゃとか流した可能性はありますかと尋ねたところそれはないとのお返事でした。 お客様にお願いして大きなやかんに熱いお湯を沸かして欲しいとお願いしました。 60度程度の熱さでお願いしました。やかんから湯気が出る程度です。 その間にロータンクなどの点検をしました。ロータンクの中には節水用のペットボトルが入ってました

殆どは多少水量が減っても流れてくれるものなのですが、油断してトイレットペーパーを多めに使ったりするだけでも流れづらくなります。水の勢いで流すので当たり前の現象です。メーカーは何百回も検証して〇〇リッターの水が必要か算出してますので、その水量を下回った場合今回の様に詰まってしまう事があります。一旦詰まらせると、その後に多めに水使っても簡単には流れてくれません。

お湯が沸きました。貯まっている水と汚物をバケツに入れます。水が残っているとせっかくのお湯が瞬時に冷めてしまうからです。お湯を便器内に流します。詰まり具合によっては詰まったものを柔らかくする効果があります。 現状排水出来ない状況なのでお湯が便器から溢れないように注意して作業します。 また、100度近いお湯を使うと便器がヒビ割れてしまうこともあります。かつ、作業するのに危険でもあります。

再度、業務用ラバーカップで試みます。 2度目にやっと押し出すことが出来ました。 お客様から思わず「やったぁ、良かったぁ」の声が。 私自身ほっとしました。おうちの中でも水周りはどれをとっても必要な場所で、なくては不便な場所です。使えて当たり前の場所です。 お客様へは、先ほどのペットボトルの件をお話しさせて頂きました。 かかった時間はおよそ60分、スームズに解決出来ました。 最後にもう一度、熱湯は間違っても使わないようにしてください。