福島県伊達市のお客様よりトイレが水漏れすると連絡があり訪問しました。 国道399号線と私鉄線路との間にある戸建て住宅がお客様のお住まいです。トイレの水漏れとのご連絡でしたが、その詳細は確認できませんでした。 ご連絡から約20分で到着しました。 お客様から詳しくお話しをお伺いすると数日前から水が止まらないとの事です。
状況を確認するとロータンク上部の手洗い用の水のパイプから水が垂れてます。同時に、便器内にも水が入り込んでいます。 ロータンク内のフロート(水を止めたり流したりする為の部品)の不具合が疑われます。交換が必要かはやってみないとはっきりしない旨お客様にご説明しました。
調整で済んだ場合と二通りのお見積額を提示し作業を始めました。 タンクの中には水の入ったペットボトルがありました。節水用に入れたものと思われます。フロートにペットボトルがぶつかってます。なのでフロートが上がり切れずにいます。 まず、そのことをお客様に説明しました。
一旦ペットボトルを取り出します。そのうえで、水が流れたり止まったりするかを確かめる為です。 時々止まりますが、100%ではありません。 鎖の長さを調整してみました。 今度は完全に正常に動作します。お客様にも確認して頂きました。 もともと調整が完全ではなかったところに、ペットボトルが浮き球に干渉していたのが原因でした。 節水の為に設置したのに、逆に無駄な事になってしまいました。
これはお客様にも、しっかりと説明させて頂きました。 フロートの「ウキ」にも劣化は見られます。 お客様にもお話ししましたところ、築19年目だそうです。これまで、何もなかったのでそろそろお金がかかる時期だと思っていたとの事でした。 お客様ご自身で、水周りの大掛かりなリフォームを検討してるので今回のフロートの劣化はそのままでいいとのお返事でした。 お客様の了解のもと今回は器具の調整だけで終わりました。 到着してから35分の作業でした。