今日もまた原町区のお客様でした。「洗濯機の排水エラーが出てしまい排水できない」とのご依頼内容でした。排水口にあるゴミを未然に配管内への流入を防ぐ排水トラップでの詰まりが原因なのではないかという想像を頭で浮かべながら、福島県南相馬市にお住まいのお客様のもとへと向かいました。
場所は川沿いの綺麗な分譲地内で、小さな公園が隣にある日当たりの良い一角でした。シンボルツリーがとても印象的な西海岸を彷彿させる外観で、好みがすぐわかりました。内観もそのまんまで、サーフ系の小物や色使いが際立つお洒落なお宅でした。20代のご夫婦がご依頼主で、早速浴室隣りの脱衣場にある洗濯機をご案内頂きました。
入った瞬間、排水の詰まりからくる生臭い臭いが充満していました。まずは、洗濯機の排水管を外してから移動して作業スペースを確保してからになりました。 まずは、排水口のフタを外してトラップ(カゴのようなゴミ受け)を確認しましたが、髪の毛やゴミ、ヘドロのようなぬめりえビッシリでした。
これでは排水できません。おそらくこれが詰まりの原因でしょう。との事で清掃開始です。まずは、カゴの付着物をできるだけ取ります。これは完全に手作業になります。フタも同様にして出来る限り除去していきます。ある程度綺麗に出来たら、あとはつけおき洗いをして仕上げにかかります。
つけおき時間は30分を目安に行います。その間に、次は配管内の清掃を行います。こちらは特殊な洗剤を流し込み付着物に洗剤を浸透させて剥がれやすくしていきます。所定の時間が経過したら、まずは水で付着物を洗い落とします。こちらは少し圧をかけて約3分ほど流し続ければ十分です。これで配管内の洗浄は終了となりますので、カゴとフタもしっかりと水で洗い流して、元通りにすればすべての作業が完了となります。
今回は、少しずつではありますが、トラップ内に付着物が溜まっていった事が原因となります。元々、付着物を貯める場所ではありますが、こちらも周期的な清掃が必要となってきます。最低でも半月に一回は点検を兼ねて洗濯機を動かして、トラップ内の清掃を実施して頂きたい旨をしっかりお客様に伝えさせて頂きました。