トイレの詰まり修理

今回のお客様は「トイレの詰まりを解消して欲しい」とのご依頼内容でした。早速、福島県南相馬市にお住まいのお客様のもとへ向かいました。山間部の新しいお宅が並ぶ分譲地内の一番奥でした。分譲地も周りのお宅も築5年以内くらいの新しいお家ばかりでしたので、何か大きなものを一気に流してしまったのかなという想定を頭で描きながら向かいました。白とベージュの2トーンの清潔感溢れる外観のお宅で、庭先にあるシンボルツリーがとても映えていました。内観も白を基調とした広がりのある感じで、ポイントでベージュをもってくる統一感のあるお宅でした。到着後すぐに修理箇所の1階トイレへとご案内頂きました。

何度か自力で流す事を試みたという話の通り、今にも便器から排水が溢れ出しそうでした。この状態が30分ほど続いているとの事でしたので、配管内を完全に塞いでしまっている状態でした。お話を聞くと、飼っているワンちゃんの排泄物をトイレットペーパーで取って、野球のボールくらいの大きさのまま一気に流したら詰まってしまったとの事でした。原因は明らかで作業は簡単でした。ですが、どの位置で詰まっているかが大きな問題でしたので、排出口に近い場所での詰まりを祈りながらの作業開始となりました。

まずは、先端にアタッチメントをつけたワイヤーでトイレットペーパーを小さくする作業から開始です。便器の排出口から約1mほどの所で明らかな感触がありました。ここで先端の尖ったアタッチメントで少しずつ穴を開けていきます。こちらはすぐに貫通して溜まった水は流れ始めました。その流れの勢いもあって、詰まっていたトイレットペーパーも流れていきました。仕上げに特殊な洗剤を流し込んで付着物を取り除く作業です。浸透するのを20~30分ほど待ってから、水を流して一緒に付着物を洗い流していきます。3分ほど流し続けたら作業完了となります。これで配管内の詰まりと付着物の除去は完了となります。

今回は一度に大きな塊を流してしまった事が最大の原因でした。配管径以上だと、たとえ柔らかい素材でも原因となりえます。なので、できる限り小まめに流してもらえるようにご指導させて頂きました。今回もご満足頂ける作業内容でした。