トイレマットの濡れ

今回のお客様は「トイレの床に敷いてあるマットが水浸しになって困っている。どうも水漏れしているようなので見にきて欲しい」とのご依頼内容でした。いくつかの原因を頭に浮かべながら、福島県二本松市にお住いのお客様のもとへと向かいました。場所は、幹線道路から一本入った、大きな公園の目の前のお宅でした。

外観は黒と木目調のコントラストがスタイリッシュな印象を与え、玄関前のシンボルツリーが全体を柔らかい雰囲気にしてくれていました。内観は、白ベースでアクセントを所々に入れたメリハリのあるお宅でした。早速、1階にあります修理箇所のトイレへとご案内頂きました。

ご依頼内容のタンク下を確認すると、うっすらと水溜まりが出来ていました。まずはタンク側から確認していく作業となります。じっくり確認しましたが目で見てわかる目立った傷やひび割れはありません。一旦タンクの水を抜いて、配管接続部を外して中を確認すると、接続部にあるゴムパッキンが断裂していました。

おそらくここが漏水原因だという事で、新品のパッキンと交換しました。お客様にお話しを伺うと、築9年だという事でそろそろ消耗品の交換目安になります。今回は経年劣化によるパッキンの断裂が原因でした。交換して再接続後に、数分水を流しましたが漏水は確認できませんでした。

周辺のナット関係も締め直して、他に漏水箇所がないかなども同時に行いましたが、その他は異状ありませんでした。やはり配管関係だと、どうしても接続部が漏水に弱くなりますので、まずはそこを疑いましょう。

そして、築10年近くなれば月1回は水回りの配管は漏水してくる可能性も少なからずありますので、自主的な確認を行って下さいとお伝えさせて頂きました。こういった未然にトラブルを防ぐのも、私たちの重要な仕事だと思っています。 今回も大変ご満足されたお言葉を頂きました。これからも一人でも多くのお客様が快適な生活を維持できるように、努めていきたいと思います。