相馬市の洗濯排水の詰まり

私は水道修理業者に勤めています。福島県の相馬市で洗濯排水の詰まりにお困りのお客さまのお宅へ行き修理をしました。相馬市には5月に東日本大震災からの復興のために開かれたサイクリング大会に参加のために訪れました。相馬市民会館から出発しました。

48キロのショートコースの方で雨の中走りました。自分でも本当にスゴイと思ってしまいます。標高はそんなになかったのですが結構途中辛かったです。その道を今日は車で通りました。 前回来た時とは違ってとてもよい天気です。お客様のお宅が市民会館からすぐなのには驚きでした。

なんかここには縁があるなと思いました。新しい二階建てのお宅で玄関を入ると吹抜の天井ですごく解放感がありました。 案内されたのは一階風呂場の脱衣所でした。脱水の途中でエラー音が出て止まってしまい、ドラム式洗濯機のメーカーに電話したらすぐには行けないし排水の方だと水道修理の方がいいと言われたというお話でした。

排水溝が詰まるとそういう現象が起きることがあるので出張、見積は無料というお話をしてとりあえず見に行かせていただくということになったのです。排水溝が全く見えない状態だったので最近新しく購入したドラム式洗濯機用のリフトアップを使う事にしました。

使い方は至って簡単で洗濯機を少し傾けて棒の先についた部分を挟み込みその後前方に同じ高さのパーツを挟み込むという方法で簡単に洗濯機を動かすことなく排水溝が見える状態になるのです。 排水口のL字の部品と排水ホースを外して排水口の蓋を取り中を見ると、詰まってます、それはそれはすごいです。聞くと引っ越してきてから一度も掃除をしていないという話でしたからこれは当然と思いました。

全ての部品をブラシと洗剤でキレイに掃除し、奥も汚れている可能性が高いと判断しクリーナーを入れて30分おいて、何回かに分けて水を注ぎました。水を貯めて洗濯機をもとに戻し作業終了となりました。高そうなロードバイクが屋内に吊り下げられていたのでサイクリング大会の話をしたら、持ち主の息子さんが100キロのロングコースの方に出場したということでした。標高1000m以上の所を走るコースですから自分なんかよりずっと上級者なんだろうなと思いました。