築30数年余りのご家庭のトイレタンクの接続部から水漏れが発生したという連絡を受けて、すぐに現場まで直行しました。 トイレを確認してみると、こないだの地震の影響でかタンクにひび割れが有りました。 陶器は基本的にはなかなか割れたりはしないものではありますが、物理的な衝撃を受けたり、寒暖がくり返されることなどによって、徐々に劣化が進行してしまうことがあります。
今回も築30年を超えている住宅のトイレということであり、これまで不具合が発生するが無かったことが素晴らしいといえます。 もちろん陶器は持ち運んでおりませんので、応急処置的な作業を施しておきましたが、このままではまたいつ漏れ出すか保証できませんので、まるごとタンク部分の交換を勧めさせていただきました。
無理な営業をするつもりではありませんが、今回のケースでは、交換以外に方法がありませんでしたので仕方なくリフォームの提案をさせて頂きました。 なるべく、状況の説明を詳しくするようにしており、本当にご納得して頂けたようであれば、後日進めさせていただきたいと思います。 矢吹町は、冬の寒さがかなり厳しい地域ということもあり、冬場には建物内でも寒暖差でで倒れてしまう方もかなり多くなっていると伺っていますので、便座にはウォシュレットやウォームレットをなるべく勧めています。
温かい便座に座ることで、ヒッヤとすることもなく落ち着いて用を足すことが出来るので、高齢者の方のトイレ内での事故が少なくなると考えています。 無理な姿勢で座ることが無いように、トイレの便器の高さなども利用者に併せる様に提案しています。 また、オプションなども本当に使用者が必要としている物だけを提案するようにしており、無駄な費用が掛かってしまうような提案は避けています。
今回のお客様からもトイレ水漏れ修理の際にリフォームを提案して、新しい器具を取り付けさせてもらいました。 設置後の定期点検の際にも使い勝手が良いと非常に喜んでもらえているので、今回の工事も、行って正解だったと満足できています。