日頃、水漏れなどのトラブルには慣れっこな私たちですが、お客さま同様、突然の噴水等には軽いパニックを起こしてしまうことも多く、まだまだ修行不足を痛感する今日このごろです。 今回の現場は、福島県の三春町です。 聞くところによれば、三春町はなんでもシダレザクラの名所のひとつでもある土地らしく、いまが見ごろ!な桜満開なシーズンに足を運べなかったのは残念でしたが、初めて訪れる場所はいつだって新鮮味があってとても印象的でした。
仕事でもなければアチコチ観光したかったほどです。 さて、今回のご依頼は、なにかと人の出入りの多くなりがちな、台所の水漏れとのことで、早速現場へと急行です。 集合住宅の1Fということで、階下の住人に迷惑が及ばなかったことが不幸中の幸いといったところでしょうか。 しかし、予想通りキッチン周辺は水浸し状態、60代前後と思われる男性の家主様と一緒になって雑巾で水を吸い取りながら、原因となる箇所を探し当てる作業に没頭です。 台所を水漏れ状態にした犯人は、シンク下に潜んでいました。
観音開きの扉をOPENすると出てくる太めの排水管がトラブルの元と断定、すぐさま修理に取り掛かりたいところですが、醤油やお酢、料理酒の容器などが立ちはだかる壁となり、そちらの撤去に手間取ってしまいました。 留め具である部分に緩みなどはなかったことから、ゴムパッキンの劣化と判断した私は、愛用の工具と長年の勘を頼りに仕事に集中しました。
気がつけば台所周りの水漏れもすっかりとおさまり、家主様である男性にも安堵の表情が浮かんでいたのが、とても嬉しかったです。 今は専門的なYouTubeのチャンネルがあったり、DIYをかじった人も多く、見様見真似で自分で修理しようという方も増えているのが現状ですが、いざという時に確実に戦力になれるのは私たち専門家です。台所をはじめとした水回りのトラブルでお困りの際は、是非ともご連絡を頂ければと思います。