小さなニップルに要注意

福島県東白川郡棚倉町にお住いのお客様より水漏れの修理のご依頼をいただきました。 漏れているのは洗濯機からだということでした。 大型家電は一度買ったらなかなか買い換えませんよね。耐用年数は10~15年といわれていますが、意外と多いのが本体部分以外の故障です。本体は約5年前に買い換えたものでした。

お電話で話をうかがうと、給水のための蛇口と注水ホースの接続部分から水漏れがおきているのではないかということでした。またこれまで一度も特に故障や水漏れなどは無かったということです。 現地に向かい、詳しい状況を確認します。洗濯機を使用していない時には水漏れは起きませんでしたが、運転を再開すると蛇口に接続した樹脂製の部品、いわゆるニップルから水が漏れてきていました。

注水が止まると漏れ出していましたので、接続部分に問題がある可能性が高いように思われます。ねじ止め式のニップルが取り付けてあると調整が難しく水漏れトラブルが発生しやすくなってしまいます。ニップルからの水漏れの原因は間違った取り付け方やネジの緩み、またはパッキンが劣化しているということも考えられます。

ニップルを取り外すと、内部のパッキンが劣化、硬化しひび割れている状態でした。このような状態になると水密性が低下してしまうので、水圧がかかった時に弱い部分が広がり役目を果たせません。新しいパッキンに交換しニップルのネジを留めてから、各パーツをしっかりと本体に固定し、スイッチを入れ稼働させてみました。

結果、ニップル接続部分からの水漏れは完全におさまったことが確認できました。 今回は作業内容としては比較的簡単なもので、30分ほどで修理が完了したのでお客様にも喜んでいただけました。 はじめは少量の水漏れでも、そのままにしておくと漏水がさらにひどくなり床が水浸しになってしまうこともあります。小さなトラブルでも放置せずにすぐに修理を行うことが大切です。

今回は非常によくあるトラブルですから、慣れてくればご自身でも対応することが可能な部類です。他の部分からの故障を発見したり、原因はわからないがとにかく不調であるといった場合は、すぐに専門知識をもった業者に修理依頼されることをお勧めします。