水回りのトラブルが起こると「修理に出すと高く付いてしまうのでは…？」と考えてしまい、自分で何とかしようと焦ってしまう場合があります。ご自身で直せれば良いものの、運悪く詰まりや漏水の原因が自分勝手な判断で悪化してしまうこともあります。「困ったな…」と思ったら、早めにプロに頼ることも大切です。

今回は塙町のお客さまのお住まいで、風呂の水漏れを修理させていただいたケースを紹介します。 漫画の街でもある、塙町 とんがり帽子のような、羽黒山で有名な塙町。晴れた日にはその雄大な姿を、車窓から眺めることができます。塙町といえば羽黒山や道の駅・天領の郷が有名なのですが、もう1つのおすすめが富永一郎さんの漫画館です。漫画家としてもお馴染みの、富永一郎さんの原画や漫画が展示されているミュージアムです。駅から近い場所にあるため、日本全国から漫画好きが訪れるスポットになっています。

民宿から頂いた、風呂トラブルの電話 付近を散策していたところ、1本の電話が鳴り響きました。近くで民宿を経営されているお客さまのご自宅で、水トラブルが発生とのこと。すぐに現場に車を走らせました。 外まで出てきてくれたのは、20代くらいのご夫婦のお客さま。母屋にある大風呂に案内してくれました。

民宿にお泊りのお客さんも利用されているとのことで、一般の住宅に比べて空間は広め。「浴槽から水がコトコト漏れているみたいです」とご主人が教えてくれるので、さっそく調査していきます。 約30年使っている浴槽は、老朽化が進んでいる印象。どこかに水漏れにつながる穴がないか、拡大鏡を片手につぶさに調べていきます。10分ほどの調査で、浴槽の隅に2ミリくらいの穴とヒビが入っているのを見つけました。 この部分が原因になっているようです。浴槽の取り換えはまだしたくないと言われましたので、応急処置用のパテと接着剤で穴を埋めていきます。乾かしたあと、防水の処置をほどこして完成です。 少々時間掛がかってしまいましたが「今日中に直してくれて助かりました」とご主人にも労をねぎらっていただけました。