塙町のお客さま・洗濯水漏れ

たまっていた洗濯物をたっぷり洗濯機に詰め込んだら、床からピューピューと水が…。足元が小川のようになってしまうと、どこに電話をかけて良いやら戸惑ってしまいます。今回は塙町のお客さまの所で、洗濯水漏れを修理させて頂いたケースを紹介します。

つるし飾りで有名な、福島県塙町

福島県の仲通り近くにあるのが、塙町です。東日本大震災では原発事故の影響も受けた街。震災が起きてすぐには非難を余儀なくされた方も多いのですが、最近は少しずつ規制も解除されているようで、夕暮れどきに車を走らせるとあちこちの民家に灯りが点いているのが分かります。

この町では古くから、つるし飾りが有名です。2月中旬から3月の桃の節句の期間になると、民家の玄関はつるし雛で賑やかになります。さくらやぼんぼり、桃の花や扇子など色々な飾りがつるされていて、見ているだけで和やかな気持ちになれます。

老人ホームを経営する、オーナーからお電話

そんな塙町を車で走っていたところ、町内の男性から1本の連絡が。経営する老人ホームの洗濯場で、水道トラブルが発生したそうです。さっそくスケジュールを調整して、指定された建物に車を走らせました。

鉄筋コンクリ造りの老人ホームは、3階建て。案内してくれたスタッフの方によると、被害が起きているのは2階にある洗濯機だそうです。3台あるうちの、真ん中の1台で水漏れが起こっているそうです。さっそく洗濯機本体と繋いでいるホースの不具合を見ていきます。

5分ほど調べていくと、排水エルボと呼ばれる部分にゆるみがあるのを発見。排水エルボは洗濯機から出てくる排水を、地下の排水溝に送るための部品です。L字の形をしているのですが、何らかの衝撃が加わるとパチッと部品が外れてしまいココから水が漏れてくることがあります。よく調べてみると2ミリくらいのすき間が出来ていたので、もう一度パチッとはめ直すことに。また排水ホース内部にも糸くずなどの汚れがあったので、同時に汚れを取り除かせてもらいました。

重たい洗濯機を動かして調査するのは、一般の方には難しいケースもあります。少しでもおかしいと思ったら、弊社のような専門家にお電話するのがおすすめです。