手慣れた台所でも、水道のトラブルが起こってしまうと、どう太刀打ちして良いか分からなくなります。今回ご紹介するのが、福島県塙町で台所詰まりを修理したケースです。同じようにキッチンの水道トラブルでお悩みのお客さまの参考になれば、ありがたいです。 水上俵引きで有名な、福島県塙町 見渡す限り雄大な景色が広がる、福島の街。塙町は水上俵引きで有名な所です。

11月の末に毎年行われている行事で、この日ばかりは年上も年下も関係なし。寒くて冷たい川に入り、誰が1番に米俵を引けるか競い合います。水を含んで重くなった俵を引っ張るのは至難のわざ。多くの人が見まもる中、熱い戦いが繰り広げられます。仕事の合い間に水上俵引きを見たことがあるのですが、やはり近くで見るとすごいのひと言。

男性ばかりかと思いきや、女性の参加者も目立っていて驚きました。元気があふれているのが、福島県塙町です。 訪れたのは、町内にお住まいの男性宅 今回キッチンのレスキューで訪れたのは、繁華街から車で16分ほどの場所にある、山あいのご住宅。ログハウス風のお洒落なお住まいです。

50歳くらいの男性が1人でお住まいだそうで、ノックするとすぐに奥に通してくれました。「寒いなか、わざわざすいません。1人暮らしなもので、助かります」とご主人の方。水仕事はあまりしないそうなのですが、やはり台所が使えないとラーメン丼を洗ったり、米をといだり出来ず不便だそうです。

さっそく問題の台所を調べていきます。 シンクの排水溝のフタを開けて、奥を見ていくと内側の壁にぬめりがこびり付いているのが分かりました。少しだけ嫌な悪臭もあります。こんな時に思い当たるのが「食材のカスによる詰まり」。悪臭があるときには排水管の奥で物が腐っていたり、詰まっている可能性が高いのです。

業務用のポンプでまずは内部のつまりを、引っ張り上げていきます。空気の力を上手く利用して汚物を取り出していく方法です。何度かこの作業を繰り返していくと、ぬめぬめとした汚れと一緒に大根の葉っぱやカボチャの種などが出てきました。一部は腐敗してドロドロになっています。

丁寧に汚れを取り除き、今度はパイプの中を洗っていきます。油汚れに強い洗剤を使いキレイに中をこすり落としました。 おしまいは、水が流れるか再確認。つまりが無くなり、水がシャーシャーと気持ちよく排水溝に進んでいきました。無事になおってほんと良かったです。