事務所トイレの水漏れ

用を済ませてふとトイレの床を見たら、汚水がどこかからかあふれ出していた…。住まいのトラブルの中でも、トイレの不具合はとても困るものです。今回は塙町のお客さまの事務所で、トイレの水漏れを修理させて頂いたケースを紹介させて頂きます。 ある物が有名な塙町。福島県塙町は、こんにゃくの街としても有名な所です。

地元の方に伺ったところ、塙町で作られ始めたのは、なんと江戸時代の頃だそうです。健康ブームの煽りを受けて、今では日本中から塙町のこんにゃくが買い求められているようです。以前お客さまのご自宅で、こんにゃくが練り込まれたこんにゃく餅の和菓子を出して頂いたことがありますが、柔らかくてとても美味しかったのを覚えています。

そんな塙町より1本のお電話。法律事務所の方から「事務所内のトイレで水が止まらないので、なるべく早く修理に来てもらえませんか?」とのご依頼でした。従業員の方は我慢して使っているけど、お客様には体裁が悪いとのことでした。今日は他の仕事が入ってなかったのですぐに指定された住所に向かいました。 水が漏れているトイレをチェックすると「給水接続管から水が漏れている」様子。

滴り落ちるように管から水が出ていて、トイレの床を湿らせています。このままではトイレの床にカビが生えたり、水道代が高騰してしまう恐れも。まずはマイナスドライバーで止水栓をとめて確認してみました。 この管は便所の横の壁から、タンクに繋がっています。普通に使っていても10数年以上の月日が経つと、劣化によって漏れなどが生じるケースもあります。モンキーレンチで管を留めているナットを開けて、不具合を調整しました。

ナットが緩んでいたり錆びついていると、ここから水があふれ出ることもあるからです。続いて管についているパッキンを取り外し、新しいものと交換。だいぶ緩みが出ていたので、すきまが出ないようにしっかり締め直します。最後に止水栓を開けると、今度は給水管の水漏れは直っていました。「良かった、従業員も喜びます」と事務の担当者の方。最後には現場から帰宅した社長さんも見に来てくれました。お手伝いができて、本当に良かったです。