K様宅洗面の水漏れ

大玉村では本格的に冬を迎え、みごとな紅葉を終え安達太良山(あだたらやま)では 雪化粧の準備に入りました。 さて今回のお客様は大玉村に住まわれます70代女性のK様で、「いつも使う洗面の蛇口から水漏れをしてしまい水が止まりにくい」との事です K様宅は神原田神社の近くで4月と10月になれば十二神楽が奉納され多くの参拝者で大変賑わう所です。 到着し拝見させていただいたところ、築年数は30年程の一戸建て住宅で、以前もやはり蛇口の調子が悪くパッキンの交換をしたそうですが、年数も長い為蛇口ごとの交換を提案致しました 水漏れはしっかり直さないと、何回と繰り返してしまい大変ですもんね。

K様宅の蛇口はツーハンドルタイプと言いまして、お湯とお水2つの蛇口がありノブを回す事によって水が出る仕組みなのですが、やはり経年劣化と閉める際に強く締めてしまいパッキンが割れて水漏れの原因になったと思われます。 今回はご高齢の女性という事もあり、簡単に水を出せてなお調整のしやすいシングルレバータイプの蛇口に交換させていただく事にしました。

シングルレバー式は、1つのレバーで上下左右と動き、水量と温度を調整できるので非常に使いやすいです。 修理ですが、まずは止水栓を閉めこみます。年数によっては水道管の破損も考えられますので元栓を閉めた方が安心かもしれません。これを忘れると水が吹き出て大変なことになります。念のため洗面台のしたにビニールマットを敷いておきます。 主に使う道具は、マイナスドライバー、モンキーレンチ、L型レンチ、それにバケツなどを用意します。 初めの段取りは重要ですね。

まずは止水栓に繋がっている給水管と給湯管を外します。残っている水が垂れるので、バケツで受け止めます。それから洗面台を下の方から覗き込み、本体を固定している台座のナットをLレンチを使って水お湯2つ外すと蛇口が取り外せます。 外すときにはバケツの口の上でやります。これも水がこぼれて広がるのを防ぐ為ですね。 そして持ち上げて本体を取り外します。 私は、水垢などが残っていればせっかくなので綺麗に掃除します。

後は逆の順番で、ホースをシンクに通し設置してパッキン・金具を入れナットを締めて固定します。ナットを強く締めてしまいますとシンクを傷つけてしまう恐れがあるため慎重に行います。 最後に水を流して、漏れなどがないか入念に確認して完了です。 使いやすさが良くなっただけでなく見た目も格段によくなったと、お客様にも大変喜んでいただけました。