スイッチを入れたら、ガタガタ音がして洗濯機の下から水が泉のように湧き出てきた…。このような災難に見舞われると、プロの手に頼らざるを得なくなります。今回は大玉村にて洗濯排水の詰まりを修理させて頂いたケースをご紹介いたします。同じように困っている方のアドバイスになれば、嬉しいです。 水道の修理などで大玉村を訪れると、空の上にANAやJALなどの飛行機を見かけることがあります。
それもそのはず、大玉村から福島空港はとても近い場所にあるのです。福島空港は東日本大震災でも大きなダメージを受けました。 風評被害もあり、海外からのお客さまの客足が一時的にダウンしたそうです。けれども最近空港の近くを巡回していると地元の方から「賑わいが戻ってきた」という話を、ちらほら耳にします。上海や台湾のお客さんが増えて、最近ではチャーター便も増加しているそうです。
少しずつ昔の風情に戻っている大玉村、近くで働く者としてとても誇らしいです。 そんな大玉村をパトロール中に、とある電話をもらいました。「洗濯機からコポコポ水の音がし、詰まっているので見に来て下さい」お困りの男性のお客さまの声。すぐに現場に向かいました。 洗濯機の下や横には排水溝と呼ばれる下水へのホースがつながっています。巨大な洗濯機が邪魔をして周囲をチェックできないので、ギリギリにならないと詰まりに気付けない場合があります。 洗濯機のスイッチを押したところ、エラー表示。排水溝が詰まっていて水を押し出せていない可能性があります。
さっそく洗濯機の電源を切り、安全を確保。洗濯機を少しだけ横にずらし、防水パンをチェックしてみました。 防水パンの内側にたまっている水を一時的に、外に流していきます。ドライバーでエルボと呼ばれる部品を取り外し、内側の汚れをチェック。ライトで照らしてみると、大量の土や泥が詰まっていました。
ドロは水を含むと、重く固くなっていきます。歯ブラシなどを駆使しながら、内側のつまりを擦っていきました。最後にパイプの内側を丁寧に洗い、完成。お客さまに洗濯機のボタンを押してもらうと、無事につまりが直っていました。 「少年野球のコーチをしていて、ついドロの付いた洋服をそのまま洗濯機に入れてしまって…」と恥ずかしそうに笑うお客さま。洋服に付いた泥が、つまりの要因になっていたようです。トラブルが回避されて本当に良かったです。